作った書類を(出願)する

出願をする所に作った出願書類に捺印をして、特許印紙を貼り付けたら封筒に入れて、郵便局で発送をします。発送の時には、発送日の証拠が残る書留等を使用するようにしましょう。出願は特許庁の窓口でも受け付けをしていますので、近い人は直接行った方が確実だと思います。

特許印紙は、「全国各地の郵便局で売っています」。なお、特許印紙に割り印するのはダメです。で、郵便局で書留扱いでだすと、《書留・配達郵便物受領証(お客様控え)》という受領証を貰えます。はがきよりも小さいものです。なくさないようにしましょう。

なにはともあれ、郵便局に提出をしが日が出願日となりますので、これで一段落です。

後は2〜3週間後に郵送される、電子化手数料が来るのを待ちます。この電子化手数料の支払いを忘れてしまっては出願が無くなってしまいますので、忘れないようにしましょう。

 

 電子化手数料

出願してから2〜3週間後に財団法人工業所有権電子情報化センターから封筒が届きます。中に入っているのは、、「電子化料金納付のご案内」「専用の払込用紙」となります。

電子化料金の案内が届いたと言うことは、出願書類が無事に届いたということになりますので、一応は一安心できます。

納付期限については、特許庁への書面手続の提出日から30日となります。つまり、出願(郵便局で提出した日)をした日から30日以内に電子化料金を支払わないといけません。出願してから2週間後に案内が届いたのでしたら30日のうちの2週間、つまり14日は過ぎている事になってしまいます。ですので、用紙が届いたら、すぐに支払いをする気持ちを持っていないと行けないと思います。もし、期限の30日を過ぎてしまうと今回の出願は無しになってしまいますので、かならず期限を守るようにしましょう。

まぁ、とりあえずはこれで出願は一応完了となります。

しかし、この審査が終わるまでがとても長いです。普通で1年ぐらい期間がかかって、早くても、半年から9ヶ月は必要となります。早くても半年ぐらいはかかりますので、あわてずに気長に待つ事も大切です。

 

 商標公開

電子化手数料を支払いしたたら、自分の出願した商標が特許庁電子図書館に公開されるようになります。電子図書館に公開されているからと言っても、まだ登録されたわけではなくて、商標登録出願中と言う意味で公開されているのです。 まぁ、きちんと出願されたことになるので一息付く事は出来ます。自分で検索してみるとこのように情報が載ります。

【出願番号】 商標出願2007−○○○○○
【出願日】 平成19年(2007)○月○日
【先願権発生日】 平成19年(2007)○月○日
【公開日】 平成19年(2007)△月△日

 

【商標(検索用)】 ○○水
【標準文字商標】
【称呼】 まるまるすい
【ウィーン図形分類】

このように出願をした日や公開がされた日、商標の読み方、又、実際の商標もありますし、後、出願した人の名前や住所などがも載ってます。(ここでは大まかな形を載せておきます)

公開されると公開商標公報という物に載る事になります。これは一週間に一回発行をされていて、公開商標公報をまとめたDVDもあるようです。

商標出願をしてから特許電子図書館で見れるようになるには、2〜3ヶ月ぐらいはかかるので、公開される2〜3ヶ月の間に出願された商標を調べる為には、このような公報を調べる必要があるのかなと思います。

 

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Last update:2023/9/15

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